“陣地(じんち)” の例文
「ここは鐘巻(かねまき)の陣地(じんち)もどうよう、鉄砲紋(てっぽうもん)を張(は)りまわしたこのなかへ、むだんで一歩たりと踏(ふ)みこんで見よ、渡来(とらい)の短銃(たんじゅう)をもって応対(おうたい)申すぞ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おそらく、あの子(こ)の兄(あに)も補充兵(ほじゅうへい)であろうと思(おも)うと、老兵士(ろうへいし)をして○○攻撃(こうげき)の際(さい)に、自分(じぶん)の見(み)た一光景(こうけい)を思(おも)い出(だ)させるのでした。険阻(けんそ)な敵(てき)の陣地(じんち)へ突撃(とつげき)に移(うつ)る暫時前(しばらくまえ)のことです。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)
米軍の攻撃力を支えるにはも一度根本的な陣地(じんち)改築が必要であることが判って来た。
日の果て (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
「あッ、ここは徳川家(とくがわけ)の陣地(じんち)だな」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)