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重鎮
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じゅうちん
ふりがな文庫
“
重鎮
(
じゅうちん
)” の例文
此処の実業界の
重鎮
(
じゅうちん
)
には
仮髪
(
かつら
)
を
被
(
かぶ
)
っている
禿頭
(
はげあたま
)
がある。用意周到な男で、刈り立てのと十日伸びのと二十日伸びのを持っている。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
信長公の
図南西覇
(
となんせいは
)
の基点として、秀吉がその
前駆
(
ぜんく
)
をうけたまわるところのもの。もそっと、雄大たらねばならん、
重鎮
(
じゅうちん
)
の風を示さねばならん
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まちの中心は
流石
(
さすが
)
に繁華で、東京の
神楽坂
(
かぐらざか
)
くらいの趣きはあったが、しかし、まち全体としては、どこか、軽い感じで、日本の東北地方の
重鎮
(
じゅうちん
)
としてのどっしりした実力は
稀薄
(
きはく
)
のように思われた。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
帝政ロシア以来のソ連楽壇の
重鎮
(
じゅうちん
)
であった。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
尤
(
もっと
)
も美代子さんのところでは家中が
皆
(
みんな
)
大きな存在だ。お父さんは東都義太夫界の
重鎮
(
じゅうちん
)
、
豊竹鐘太夫
(
とよたけかねだゆう
)
、内容から言っても
恰幅
(
かっぷく
)
見ても、決して小さい存在でない。
心のアンテナ
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
北陸経営の
重鎮
(
じゅうちん
)
は、ここに定められた。そのほかの布置を見ると、
金森
(
かなもり
)
、
不破
(
ふわ
)
、
佐々
(
さっさ
)
などの諸将は各郡を配分し、前田又左衛門
利家
(
としいえ
)
にも、二郡を分け与えた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いずれにしても、武門としての菊池党は、九州豪族中での
重鎮
(
じゅうちん
)
だった。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「毛利家こそ、揺るぎない西国の
重鎮
(
じゅうちん
)
」
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、天下の
重鎮
(
じゅうちん
)
ではない。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
鎮
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
“重”で始まる語句
重
重畳
重宝
重々
重量
重石
重荷
重箱
重立
重大