“じゅうちん”の漢字の書き方と例文
語句割合
重鎮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帝政ロシア以来のソ連楽壇の重鎮じゅうちんであった。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
もっとも美代子さんのところでは家中がみんな大きな存在だ。お父さんは東都義太夫界の重鎮じゅうちん豊竹鐘太夫とよたけかねだゆう、内容から言っても恰幅かっぷく見ても、決して小さい存在でない。
心のアンテナ (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
北陸経営の重鎮じゅうちんは、ここに定められた。そのほかの布置を見ると、金森かなもり不破ふわ佐々さっさなどの諸将は各郡を配分し、前田又左衛門利家としいえにも、二郡を分け与えた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)