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都會
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みやこ
ふりがな文庫
“
都會
(
みやこ
)” の例文
新字:
都会
落
(
おち
)
つけずや
母樣
(
はゝさま
)
には
我
(
わ
)
れ
願
(
ねが
)
はんとて
放
(
はな
)
し
給
(
たま
)
はず
夫樣
(
おくさま
)
も
又
(
また
)
くれ/″\の
仰
(
おほ
)
せに
其
(
その
)
まゝの
御奉公
(
ごほうこう
)
都會
(
みやこ
)
なれぬ
身
(
み
)
とて
何
(
なに
)
ごとも
不束
(
ふつゝか
)
なるを
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
平凡で簡單なこの言葉ほど、
都會
(
みやこ
)
を知らぬ者の心に都會の美しい
光景
(
ありさま
)
を活々と描かす言葉はなかつた。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
外
(
ほか
)
になし
女子
(
をんな
)
だてらに
心太
(
こゝろふと
)
く
都會
(
みやこ
)
の
地
(
ち
)
へと
志
(
こゝろ
)
ざし
其目的
(
そのもくてき
)
には
譯
(
わけ
)
もあれど
思
(
おも
)
ひはいすかのはしも
無
(
な
)
く
尋
(
たづ
)
ぬる
人
(
ひと
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
餘波
(
なごり
)
いかにと訪ふ人もなく、哀れに淋しき主從三人は、
都會
(
みやこ
)
ながらの山住居にも似たるべし
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
母と祖父との恨を負ひて誰れにか
談合
(
はから
)
ん心一つを杖に、出し
都會
(
みやこ
)
に人鬼はなくとも何處の里にも用ひらるゝは才子、よしや輕薄の誹りはありとも、口振怜悧に取廻しの小器用なるを人喜ぶぞかし
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
都
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
會
部首:⽈
13画
“都會”で始まる語句
都會生