適否てきひ)” の例文
貴様きさまの言うごとくみずから天下を料理する考えを真面目まじめに有するなら、長州家老ちょうしゅうかろう適否てきひのごとき歯牙しがにかくるにあたいなきものである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
しからば如何いかなる種類しゆるゐ食物しよくもつ適當てきたうであるかと具體的ぐたいてき實際問題じつさいもんだいになると、その解決かいけつはなは面倒めんだうになる。熱國ねつこく寒國かんこくではしよく適否てきひちがふ。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
おな風土ふうどでも、ひと年齡ねんれいによつて適否てきひちがふ、おな年齡ねんれいでも體質たいしつ職業等しよくげふとうしたがつ選擇せんたくちがふ。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)