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過日
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かじつ
ふりがな文庫
“
過日
(
かじつ
)” の例文
また
過日
(
かじつ
)
、
金米
(
きんべい
)
会談を通じて、シモン及び余に対して示されたる数々の御厚意に深く感激しとる。さあ、まずそれへお掛け
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
過日
(
かじつ
)
の
敵
(
かたき
)
を
討
(
う
)
ったつもりなのであろう。
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
はこういって、
髯
(
ひげ
)
あとの
青
(
あお
)
い
顎
(
あご
)
を、ぐっと
徳太郎
(
とくたろう
)
の
方
(
ほう
)
へ
突
(
つ
)
きだした。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
だんだんあさり尽くした揚げ句に、翁はふと
過日
(
かじつ
)
の杉の森を思いついて、念のために森の奥へはいってみると、婆は藻と同じようにかの古塚の下に倒れていた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
居士
(
こじ
)
の
命
(
めい
)
をうけて
武州
(
ぶしゅう
)
高尾
(
たかお
)
にいる忍剣のところへいくこと、また
過日
(
かじつ
)
、
小幡民部
(
こばたみんぶ
)
から
通牒
(
つうちょう
)
がきて、なにごとか
伊那丸
(
いなまる
)
の身辺に一大事が起っているらしいということ、さては
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
過日
(
かじつ
)
この
孤児園
(
こじえん
)
の
孤児
(
こじ
)
たちが、
連
(
つ
)
れ
立
(
だ
)
って、
書簡
(
しょかん
)
せんや、
鉛筆
(
えんぴつ
)
や、はみがき
粉
(
こ
)
などをかんへ
入
(
い
)
れて、
売
(
う
)
りにきたとき、
自分
(
じぶん
)
は、つれなく、「みんなあるから、いらない。」と、
断
(
ことわ
)
ったのだった。
子供は悲しみを知らず
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
そこへあたふたと、廊下を走って、
過日
(
かじつ
)
の特使シモンが駈けこんできた。
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“過日”の意味
《名詞・形容動詞》
過ぎ去ったある日。
(出典:Wiktionary)
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“過日”で始まる語句
過日来