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進行
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すゝみ
ふりがな文庫
“
進行
(
すゝみ
)” の例文
日
(
ひ
)
は
漸
(
やうや
)
く
高
(
たか
)
く、
風
(
かぜ
)
は
凉
(
すゞ
)
しく、
船
(
ふね
)
の
進行
(
すゝみ
)
は
矢
(
や
)
のやうである。
私
(
わたくし
)
は
甲板
(
かんぱん
)
の
安樂倚子
(
あんらくゐす
)
に
身
(
み
)
をよせて
倩々
(
つら/\
)
と
考
(
かんが
)
へた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
接吻の響も、抱擁の激しい呼吸の響も、混沌として
醉
(
ゑ
)
へる自然の音樂と合致してしまふ。「時間」の
進行
(
すゝみ
)
は全く私の意識から消え失せて、瞬間は即ち永遠に通ずる思ひになる。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
一
年
(
ねん
)
、二
年
(
ねん
)
、三
年
(
ねん
)
と、
月日
(
つきひ
)
の
車
(
くるま
)
は
我等
(
われら
)
の
仕事
(
しごと
)
の
進行
(
すゝみ
)
と
同
(
おな
)
じ
速力
(
そくりよく
)
に
※去
(
すぎさ
)
つて、
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
が
兼
(
かね
)
て
豫定
(
よてい
)
した
通
(
とう
)
りに、
世
(
よ
)
にも
驚
(
おどろ
)
く
可
(
べ
)
き
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
も、
今
(
いま
)
は
九分九厘
(
くぶくりん
)
まで
竣成
(
しゆんせい
)
し、いよ/\
今
(
この
)
二月
(
にぐわつ
)
の十一
日
(
にち
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“進行”の解説
進行(しんこう)には、以下の語義がある。
前へ進むこと。ある場所に向かって移動すること。
物事が時の経過とともに、ある状態を深めながら進んでゆくこと"kb_日国辞"。病状などが悪化することもいう"kb_泉"。
あらかじめ考えていた線に沿って物事がはかどること。はかどらせること"kb_林""kb_日国辞"。活動・作業などを進めること"kb_泉"。
《音楽用語》 音が次の音に動くこと。また、その動き方。二音の動きには平進行・反進行・斜進行の3種類がある。"kb_日国辞"
(出典:Wikipedia)
進
常用漢字
小3
部首:⾡
11画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“進行”で始まる語句
進行曲
進行中
進行過程