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速
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そく
ふりがな文庫
“
速
(
そく
)” の例文
だが大事に
到
(
いた
)
らず
濟
(
す
)
むことは
確
(
たし
)
かだ、と金太郎は、
速
(
そく
)
度を増してゆく自轉車の上で、
幾
(
き
)
何の問題を解くときのやうに冷
靜
(
せい
)
に
推
(
すい
)
理した。
坂道
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
陣十郎ははじめて驚き、前へ二間ほど
速
(
そく
)
に飛び、そこでヒラリと振り返って見た。
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
至極
(
しごく
)
簡單
(
かんたん
)
ながら
速
(
そく
)
寫
裝置
(
そうち
)
もある
箱形
(
はこかた
)
の
輕便寫眞器
(
けいべんしやしんき
)
だつた。
写真と思ひ出:――私の写真修行――
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
こいつはいけないと金太郎は思つた。兩足をもう一度ペタルにのせて
速
(
そく
)
度を
制
(
せい
)
御しようとしたが、ペタルの囘轉は速さを増すばかりで金太郎の足を
寄
(
よ
)
せつけない。
坂道
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
少し下つた時、兩足がひよいとペタルから
離
(
はな
)
れてしまつた。自轉車が加
速
(
そく
)
度で走り出し、從つてペタルが速く囘轉しはじめたので、うつかりしてゐて足を
離
(
はな
)
したものらしい。
坂道
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
速
常用漢字
小3
部首:⾡
10画
“速”を含む語句
早速
速力
全速力
迅速
速度
速歩
敏速
加速度
急速
神速
浪速
遲速
素速
遅速
風速
速吸
速贄
速了
速疾
速水御舟
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