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追払
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おいはら
ふりがな文庫
“
追払
(
おいはら
)” の例文
旧字:
追拂
うるさき鳴海三郎は、いくら
追払
(
おいはら
)
っても
懲
(
こ
)
りる
風
(
ふう
)
を見せず、毎日のように押掛けてきては
碌
(
ろく
)
なことをいわない。全く困った友だ。
大脳手術
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
衆生
(
しゅじょう
)
は、きゃつばらを
追払
(
おいはら
)
って、仏にも、祖師にも、天女にも、
直接
(
じか
)
にお目にかかって話すがいい。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
同類の
奴輩
(
やつばら
)
を
追払
(
おいはら
)
う積りだが、そこは運命で又身に
疵
(
きず
)
を受け
切死
(
きりじに
)
をするやも分らんが、そこで貴様に頼みというは、
若
(
も
)
し己が切死をした事を聞いたら、早速上総の天神山へ駈付けてお蘭に
遇
(
あ
)
い
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お酒の力が、一切の暗い気持を
追払
(
おいはら
)
ってくれた。全く有難いと思った。——そしてまだ
宵
(
よい
)
のうちだったけれど、あたしたちはカーテンを下ろして、寝ることにした。
俘囚
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そしてそこにある婦人の屍体の上をチョロチョロと渡ってゆくので警官が驚いて
追払
(
おいはら
)
おうとすると、そこへ紳士が飛び出していって素早く捕えて
鄭重
(
ていちょう
)
に
詫言
(
わびごと
)
をいって猿を連れてゆきました。
流線間諜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
払
常用漢字
中学
部首:⼿
5画
“追”で始まる語句
追
追従
追々
追剥
追分
追掛
追手
追憶
追付
追駈