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軍吏
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ぐんり
ふりがな文庫
“
軍吏
(
ぐんり
)” の例文
すると、
軍吏
(
ぐんり
)
桓楷
(
かんかい
)
という者があって、劉表とは、以前の
交誼
(
よしみ
)
があるとのことなので、桓楷を、その使者に立てた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ややあって
軍吏
(
ぐんり
)
の一人が口を切り、先年
浞野侯
(
さくやこう
)
趙破奴
(
ちょうはど
)
が
胡軍
(
こぐん
)
のために
生擒
(
いけど
)
られ、数年後に漢に
亡
(
に
)
げ帰ったときも、武帝はこれを罰しなかったことを語った。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
軍吏
(
ぐんり
)
の
徐彦成
(
じょげんせい
)
は材木を買うのを一つの商売にしていまして、
丁亥
(
ていがい
)
の年、
信
(
しん
)
州の
汭口場
(
ぜいこうじょう
)
へ材木を買いに行きましたが、思うような買物が見当らないので、暫くそこに
舟
(
ふな
)
がかりをしていると
中国怪奇小説集:09 稽神録(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それでも、
戟
(
ほこ
)
を失ったものは
車輻
(
しゃふく
)
を
斬
(
き
)
ってこれを持ち、
軍吏
(
ぐんり
)
は
尺刀
(
せきとう
)
を手にして防戦した。谷は奥へ進むに従っていよいよ
狭
(
せま
)
くなる。
胡卒
(
こそつ
)
は諸所の
崖
(
がけ
)
の上から大石を投下しはじめた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
さすがに衛青にはこの老将をいたわる気持はあったのだが、その
幕下
(
ばっか
)
の一
軍吏
(
ぐんり
)
が
虎
(
とら
)
の
威
(
い
)
を借りて李広を
辱
(
はずか
)
しめた。憤激した老名将はすぐその場で——陣営の中で
自
(
みずか
)
ら首
刎
(
は
)
ねたのである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
吏
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“軍”で始まる語句
軍
軍鶏
軍人
軍艦
軍勢
軍兵
軍服
軍曹
軍師
軍鶏籠