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身材
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みのたけ
ふりがな文庫
“
身材
(
みのたけ
)” の例文
第三個は鼠色の大外套にくるまり、帽をまぶかに被りてついぢに
靠
(
よ
)
りかゝりたるが、その
身材
(
みのたけ
)
はやゝ小く、
瓶
(
へい
)
を口にあてゝ酒飮み居たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
焦茶地の
縞羅紗
(
しまらしや
)
の
二重外套
(
にじゆうまわし
)
は
何
(
いつ
)
の冬
誰
(
た
)
が不用をや譲られけん、
尋常
(
なみなみ
)
よりは寸の
薄
(
つま
)
りたるを、
身材
(
みのたけ
)
の人より豊なるに
絡
(
まと
)
ひたれば、例の袴は風にや
吹断
(
ふきちぎ
)
れんと
危
(
あやふ
)
くも
閃
(
ひらめ
)
きつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
他は
盲縞
(
めくらじま
)
の
股引
(
ももひき
)
腹掛
(
はらがけ
)
に、
唐桟
(
とうざん
)
の
半纏
(
はんてん
)
着て、茶ヅックの
深靴
(
ふかぐつ
)
を
穿
(
うが
)
ち、衿巻の
頬冠
(
ほほかぶり
)
に
鳥撃帽子
(
とりうちぼうし
)
を頂きて、六角に
削成
(
けずりな
)
したる
檳榔子
(
びんろうじ
)
の逞きステッキを
引抱
(
ひんだ
)
き、いづれも
身材
(
みのたけ
)
貫一よりは低けれど
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
材
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
“身”で始まる語句
身体
身
身上
身装
身扮
身體
身動
身長
身代
身悶