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豊麗
ふりがな文庫
“豊麗”のいろいろな読み方と例文
旧字:
豐麗
読み方
割合
ほうれい
90.0%
ふっくり
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうれい
(逆引き)
床には、彼の風雅癖を思わせて、
明人
(
みんびと
)
仇英
(
きゅうえい
)
の、
豊麗
(
ほうれい
)
な
孔雀
(
くじゃく
)
の、
極彩色
(
ごくさいしき
)
大幅が掛けられ、わざと花を生けない花瓶は、
宋
(
そう
)
代の磁だった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
「当世顔は少し丸く」と
西鶴
(
さいかく
)
が言った元禄の理想の
豊麗
(
ほうれい
)
な丸顔に対して、文化文政が
細面
(
ほそおもて
)
の
瀟洒
(
しょうしゃ
)
を
善
(
よ
)
しとしたことは、それを証している。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
豊麗(ほうれい)の例文をもっと
(9作品)
見る
ふっくり
(逆引き)
頬の肉付は
豊麗
(
ふっくり
)
として、眺め入ったような目元の愛くるしさ、
口唇
(
くちびる
)
は動いて物を
私語
(
ささや
)
くばかり、真に迫った半身の像は田舎写真師の
技
(
わざ
)
では有ませんのです。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
豊麗(ふっくり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“豊麗”の意味
《名詞》
豊かで、麗しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
豊
常用漢字
小5
部首:⾖
13画
麗
常用漢字
中学
部首:⿅
19画
“豊”で始まる語句
豊
豊饒
豊後
豊前
豊国
豊頬
豊臣
豊太閤
豊後守
豊穣
検索の候補
豊醇優麗
“豊麗”のふりがなが多い著者
九鬼周造
米川正夫
三上於菟吉
徳冨蘆花
小栗虫太郎
島崎藤村
北原白秋
江戸川乱歩
国枝史郎
岡本かの子