譫言たはごと)” の例文
どうなるだらう? あの方の眼差まなざしが私に與へ得る生命を私が今一度味はうといふことが誰を傷けるか? こんな譫言たはごとを云つてまあ。
とてもつもらば五尺ごしやく六尺ろくしやく雨戸あまどけられぬほどらして常闇とこやみ長夜ちやうやえんりてたしともつじた譫言たはごとたまふちろ/\にも六花りくくわ眺望ながめべつけれど
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
暫く御待下されよと云に理左衞門はイヤ成ぬ此間より數日の責に白状せぬ強情者がうじやうもの是非ぜひ今日は骨をひしき肉をたゝきても言さにや置ぬ譫言たはごとぬかすな夫責よと下知なすを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)