“諸鳥”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
しよてう	66.7%
もろどり	33.3%

しよてう

或（ある）鴉（からす）おのれが人物を驕慢（けうまん）し、孔雀（くじやく）の羽根を見つけて此処かしこにまとひ、爾余（じよ）の諸鳥（しよてう）をば大きに卑（いや）しめ、わが上（うへ）はあるまじいと飛び廻れば、諸鳥安からず思ひ

孔雀 (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)

恐（おそ）れながらかんがへ學（まな）ぶへき事なり然るに舜帝のつゝみ世こぞつて諫鼓（かんこ）のつゝみと云（いふ）其後（そのご）程（ほど）なく天下よく此君（このきみ）にしたがひ徳（とく）になつきければ其皷（そのつゞみ）自然（しぜん）とほこりたまり苔（こけ）を生（しやう）し諸鳥（しよてう）も來りて羽（は）を

大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)

もろどり

諸鳥（もろどり）は声をひそめてほとゝぎす

七百五十句 (新字新仮名) ／ 高浜虚子(著)

諸	常用漢字 小６ 部首:⾔ 15画
鳥	常用漢字 小２ 部首:⿃ 11画