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説法
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せっぽう
ふりがな文庫
“
説法
(
せっぽう
)” の例文
「たしかにさようと
存
(
ぞん
)
ぜられます。
今朝
(
けさ
)
ヒームキャの
向
(
む
)
こう
岸
(
ぎし
)
でご
説法
(
せっぽう
)
のをハムラの二人の
商人
(
しょうにん
)
が
拝
(
おが
)
んで
参
(
まい
)
ったと
申
(
もう
)
します」
四又の百合
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「追い追いに申しあげましょう。
釈迦
(
しゃか
)
に
説法
(
せっぽう
)
のようで恐縮でございますが。……そして、なおこの上の御助力を仰がねば実現もかないませぬで」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私は出家の事とて
一切到処皆帰道場
(
いさいとうしょかいきどうじょう
)
という考えでこの宿屋でたびたび
説法
(
せっぽう
)
をしました。ところが宿の主人は特別に優待せられて毎日湯を沸かすと一番新湯に入れといってくれるです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
多少気張っても見たが、其内くたびれ、
気恥
(
きはず
)
かしくなって、
儂
(
わし
)
は
一切
(
いっさい
)
説法
(
せっぽう
)
をよした。而して吾儘一ぱいの生活をして居る。儂は告白する、儂は村の人にはなり切れぬ。此は儂の性分である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
是は「
釈迦
(
しゃか
)
に
説法
(
せっぽう
)
」とか、「
両替屋
(
りょうがえや
)
に
算盤
(
そろばん
)
」とかいうのと一類の
譬
(
たと
)
えごとで、無益の心づくしを
嘲笑
(
ちょうしょう
)
した警句であろうが、これに
由
(
よ
)
って始めて知り得たのは、江戸期の初頭まで近畿地方にも
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
二の烏 道理かな、
説法
(
せっぽう
)
かな。お
釈迦様
(
しゃかさま
)
より間違ひのない事を云ふわ。いや、又お
一
(
いち
)
どのの指環を
銜
(
くわ
)
へたのが悪ければ、
晴上
(
はれあが
)
つた雨も悪し、ほか/\とした陽気も悪し、
虹
(
にじ
)
も悪い、と云はねば成らぬ。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
日向殿の如き知識の人へ、こういうのは
釈迦
(
しゃか
)
に
説法
(
せっぽう
)
であろうが、よくよく御養生あるがよろしい。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“説法”の意味
《名詞》
説法(せっぽう)
理屈などを説いて聞かせること。
(出典:Wiktionary)
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“説法”で始まる語句
説法口