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話対手
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はなしあいて
ふりがな文庫
“
話対手
(
はなしあいて
)” の例文
京都にては全く
話対手
(
はなしあいて
)
なく困却仕候唯宅の者と散歩して食事でもするより他に致方なく候ただ本年は元日より今日まで毎日拙作を起草しそれにて
紛
(
まぎ
)
れを
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
今時の品の
可
(
い
)
い学生風、しかも口数を利かぬ青年なり、とても
話対手
(
はなしあいて
)
にはなるまい、またしないであろうと、
断念
(
あきら
)
めていた
婆々
(
ばば
)
が、
堪
(
たま
)
り兼ねてまず物優しく言葉をかけた。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その手と手を
取交
(
とりかわ
)
すには及ばずとも、
傍
(
そば
)
につき
添
(
そ
)
って、朝夕の
話対手
(
はなしあいて
)
、
蕈
(
きのこ
)
の汁でご
膳
(
ぜん
)
を食べたり、
私
(
わし
)
が
榾
(
ほだ
)
を
焚
(
た
)
いて、
婦人
(
おんな
)
が
鍋
(
なべ
)
をかけて、
私
(
わし
)
が
木
(
こ
)
の
実
(
み
)
を拾って、
婦人
(
おんな
)
が皮を
剥
(
む
)
いて
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
対
常用漢字
小3
部首:⼨
7画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“話”で始まる語句
話
話頭
話柄
話題
話声
話合
話好
話振
話敵
話説