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にしだ
ふりがな文庫
“
西田
(
にしだ
)” の例文
「
西田
(
にしだ
)
くん、あすこに、
光
(
ひか
)
るものが
落
(
お
)
ちているね。」と、さっきばかの
銅貨
(
どうか
)
を
落
(
お
)
とした
道
(
みち
)
の
上
(
うえ
)
を、
南
(
みなみ
)
が
指
(
さ
)
したのでした。
写生に出かけた少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
涙
(
なみだ
)
もろい
西田
(
にしだ
)
は、もう目をうるおした。
礼子
(
れいこ
)
もでてきて
黙
(
だま
)
ってお
辞儀
(
じぎ
)
をする。西田はたちながら
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「もうすこし、ここにいて、あの
銅貨
(
どうか
)
の
番
(
ばん
)
をしていようや。」と、
西田
(
にしだ
)
と
南
(
みなみ
)
は、
顔
(
かお
)
を
見合
(
みあ
)
って
笑
(
わら
)
いました。
写生に出かけた少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
とかく
無理
(
むり
)
な
希望
(
きぼう
)
を
持
(
も
)
ってると、自分のすることにも
無理
(
むり
)
ができるから、無理とくるしみを求めるようになるなどと話されて、細君もひたすら
西田
(
にしだ
)
の
好意
(
こうい
)
に感じて胸が
開
(
ひら
)
いた。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「あぶない。」と、
西田
(
にしだ
)
が、
思
(
おも
)
わず、いったときです。ばかは、
馬
(
うま
)
の
顔
(
かお
)
に
自分
(
じぶん
)
の
顔
(
かお
)
を
打
(
う
)
ちつけました。
写生に出かけた少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
糟谷
(
かすや
)
はいかれないともいえず、
危険
(
きけん
)
な
意味
(
いみ
)
ある
妻
(
つま
)
を
下女
(
げじょ
)
と子どもとにまかせてでるのはいかにも
不安
(
ふあん
)
だし、
糟谷
(
かすや
)
はとほうに
暮
(
く
)
れてしまった。おりよくもそこへ
西田
(
にしだ
)
がひょっこりはいってきた。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“西田”で始まる語句
西田幾多郎
西田甫
西田辺
西田春耕
西田菫坡
西田直二郎