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裏書
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うらがき
ふりがな文庫
“
裏書
(
うらがき
)” の例文
それにも
拘
(
かか
)
はらず結果から云へば、彼はビスマークの政治上で断行した
事
(
こと
)
を、彼の学説と言論によつて一々
裏書
(
うらがき
)
したと云つても
差支
(
さしつかえ
)
ないのである。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
まるで、その言葉を
裏書
(
うらがき
)
でもするように、生人形の首が、パッチリと目を見開いたのである。涼しい黒目
勝
(
がち
)
の目だ。その黒目が右に左にキョロキョロと動いた。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
至って平和なる里中にも親に似ぬ子は鬼子という
俚諺
(
りげん
)
は、今もって行われていて、時々はまたこれを
裏書
(
うらがき
)
するような事件が、発生したとさえ伝えられるのである。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
A あれは尾上という人の歌そのものが行きづまって来たという事実に立派な
裏書
(
うらがき
)
をしたものだ。
一利己主義者と友人との対話
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
「そこもとのお得意といえば、
裏書
(
うらがき
)
していうまでもなく、そこにお持ちの助広で」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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それに引換えて文治の罪状
送書
(
おくりがき
)
を見ますと、
下
(
しも
)
のような
裏書
(
うらがき
)
があります。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「うん、あれは僕の想像に、
裏書
(
うらがき
)
をしてくれるようなものだ」
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
申
殘
(
のこ
)
し
參
(
まゐ
)
らせ候事 (
裏書
(
うらがき
)
)正月廿五日夜封す
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
自分のなすことに一々君の
裏書
(
うらがき
)
がある
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
“裏書”の解説
裏書(うらがき)とは、紙の裏に書かれた文字・文章のことである。法律用語としては、広義では署名に基づく有価証券上の行為一般を指す。狭義では約束手形、為替手形、小切手又は民法上の指図証券の権利を法定の方式によって他人に移転させる特有の債権譲渡方式である。裏書譲渡ともいう。裏書譲渡をした者を裏書人、裏書譲渡により手形等を受け取った者を被裏書人という。
(出典:Wikipedia)
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“裏”で始まる語句
裏
裏店
裏梯子
裏面
裏口
裏手
裏庭
裏門
裏通
裏漉