トップ
>
裏書
ふりがな文庫
“裏書”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うらがき
81.8%
うらが
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うらがき
(逆引き)
それにも
拘
(
かか
)
はらず結果から云へば、彼はビスマークの政治上で断行した
事
(
こと
)
を、彼の学説と言論によつて一々
裏書
(
うらがき
)
したと云つても
差支
(
さしつかえ
)
ないのである。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
まるで、その言葉を
裏書
(
うらがき
)
でもするように、生人形の首が、パッチリと目を見開いたのである。涼しい黒目
勝
(
がち
)
の目だ。その黒目が右に左にキョロキョロと動いた。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
裏書(うらがき)の例文をもっと
(9作品)
見る
うらが
(逆引き)
結局、赤外線男の仕業ということが
裏書
(
うらが
)
きされたようなものだった。
流石
(
さすが
)
の帆村探偵も手も足も出せなかった。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そう思って眺めると、彼女を
伝研
(
でんけん
)
の病室に送る一行の物々しさは、右の
推定
(
すいてい
)
を
裏書
(
うらが
)
きするに充分だった。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
裏書(うらが)の例文をもっと
(2作品)
見る
“裏書”の解説
裏書(うらがき)とは、紙の裏に書かれた文字・文章のことである。法律用語としては、広義では署名に基づく有価証券上の行為一般を指す。狭義では約束手形、為替手形、小切手又は民法上の指図証券の権利を法定の方式によって他人に移転させる特有の債権譲渡方式である。裏書譲渡ともいう。裏書譲渡をした者を裏書人、裏書譲渡により手形等を受け取った者を被裏書人という。
(出典:Wikipedia)
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“裏”で始まる語句
裏
裏店
裏梯子
裏面
裏口
裏手
裏庭
裏門
裏通
裏漉
“裏書”のふりがなが多い著者
福士幸次郎
作者不詳
三遊亭円朝
柳田国男
海野十三
石川啄木
江戸川乱歩
夏目漱石
吉川英治