衣食住いしょくじゅう)” の例文
大体だいたい肉体にくたいあっての衣食住いしょくじゅうで、肉体にくたいてた幽界ゆうかい住人じゅうにんは、できるだけはやくそうした地上ちじょうかんがえを頭脳あたまなかからはらいのける工夫くふうをせなければならぬ。
また茫漠ぼうばくとして、たがやされていない野原のはらがあるかもしれない。それなのに、衣食住いしょくじゅうきゅうして、ななければならぬ人間にんげんがたくさんいる。それはどうしたことだろうか。
太陽と星の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
現世げんせ生活せいかつにありては、おもなるものが衣食住いしょくじゅう苦労くろう大概たいがい人間にんげんはただそれっきりのことにあくせくして一しょうすごしてしまうのであるが、こちらでは衣食住いしょくじゅう心配しんぱい全然ぜんぜんない。