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虚実
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きょじつ
ふりがな文庫
“
虚実
(
きょじつ
)” の例文
されば、まだことの
虚実
(
きょじつ
)
は明確に申しあげられませぬが、東海道——ことに
徳川家
(
とくがわけ
)
の
家中
(
かちゅう
)
においてはもっぱら
評判
(
ひょうばん
)
いたしております。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……
其方共儀
(
そのほうどもぎ
)
、
一途
(
いちず
)
ニ御為ヲ存ジ
可訴出
(
うったえいずべく
)
候ワバ、
疑敷
(
うたがわしく
)
心附候
趣
(
おもむき
)
、
虚実
(
きょじつ
)
ニ
不拘
(
かかわらず
)
見聞
(
けんぶん
)
ニ
及
(
およ
)
ビ候
通
(
とおり
)
、
有体
(
ありてい
)
ニ
訴出
(
うったえいず
)
ベキ所、上モナク
恐
(
おそれ
)
多キ儀ヲ、厚ク
相聞
(
あいきこ
)
エ候様
取拵申立
(
とりこしらえもうしたて
)
候儀ハ、
都
(
すべ
)
テ公儀ヲ
憚
(
はばか
)
ラザル致方
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
虚実
(
きょじつ
)
烏鷺
(
うろ
)
談議
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「すみやかに徐州へ攻めかかって、敵の
虚実
(
きょじつ
)
を計れ」と、厳しく催促した。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
虚実
(
きょじつ
)
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“虚実”の意味
《名詞》
ないこととあること。
うそとまこと。
(出典:Wiktionary)
“虚実”の解説
虚実(きょじつ)とは、八綱弁証において疾病の過程における邪気と正気の闘争の現れで、正邪の盛衰(病勢)に基づいて虚実という異なった病態が現れる。体質とも一定の関係がある。
(出典:Wikipedia)
虚
常用漢字
中学
部首:⾌
11画
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“虚”で始まる語句
虚
虚空
虚言
虚無僧
虚偽
虚妄
虚構
虚子
虚飾
虚無