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處刑
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しよけい
ふりがな文庫
“
處刑
(
しよけい
)” の例文
新字:
処刑
一人大岡越前守のみ夫が
邪曲
(
じやきよく
)
を
窺
(
うかゞ
)
ひ
知
(
しり
)
身命
(
しんめい
)
を
投打
(
なげうち
)
て
既往
(
きわう
)
今來
(
こんらい
)
を尋ね遂に
奸計
(
かんけい
)
を
看破
(
みやぶ
)
つて
處刑
(
しよけい
)
せしといふ
有名
(
いうめい
)
の談話にて
斯
(
かゝ
)
る奸物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
その頃の
掟
(
おきて
)
で、主殺しは
磔刑
(
はりつけ
)
と
決
(
きま
)
つて居り、伊與之助もこの極刑は免れなかつたのですが、それつ切りお
處刑
(
しよけい
)
がウヤムヤになつてしまひました。
銭形平次捕物控:295 万両息子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
『
否
(
いえ
)
、
私
(
わたくし
)
の
兩親
(
りやうしん
)
は、
身體上
(
しんたいじやう
)
の
處刑
(
しよけい
)
は
非常
(
ひじやう
)
に
嫌
(
きら
)
つて
居
(
ゐ
)
たのです。』
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
達筆で書いてあるから、よくは讀めねえが、
大凡
(
おほよそ
)
の見當は、二千兩といふ大金を、この春
處刑
(
しよけい
)
になつた大泥棒の矢の根五郎吉が、このあつしに形見にやるといふ文句だ。
銭形平次捕物控:148 彦徳の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ば
處刑
(
しよけい
)
せんとは思へども處刑
爲難
(
しがた
)
き次第あり开は如何と
尋
(
たづぬ
)
るに只今も申す通り婚姻
妨
(
さまた
)
げの
罪科
(
ざいくわ
)
は重くて死罪輕くて
遠島
(
ゑんたう
)
なり然るに庄兵衞事
自己
(
おのれ
)
みつに
戀慕
(
れんぼ
)
して小西屋との婚姻を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
お濱は危ふく
處刑
(
しよけい
)
されるのを、平次の情で助られました。吉三郎はそれつきり行方知れずになりましたが、間もなく平次の手で捕まつて
獄門臺
(
ごくもんだい
)
に登つたといふことです。
銭形平次捕物控:047 どんど焼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
孫右衞門はその晩のうちに死んで、金之助のお金は間もなく
處刑
(
しよけい
)
されました。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「それぢや縛つて了ひませう。人別を拔いて、
午吉
(
うまきち
)
殺しで
處刑
(
しよけい
)
すれば」
銭形平次捕物控:109 二人浜路
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
處
部首:⾌
11画
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
“處刑”で始まる語句
處刑臺
處刑場