トップ
>
蔓
>
は
ふりがな文庫
“
蔓
(
は
)” の例文
あの車の形した草が生えているような土手の雪間には、
必
(
きっ
)
と「青はこべ」も
蔓
(
は
)
いのたくっている。「青はこべ」は百姓が鶏の
雛
(
ひな
)
にくれるものだと学校の小使が言った。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
道は白々と広く、夜目には、芝草の
蔓
(
は
)
って居るのすら見える。
当麻路
(
たぎまじ
)
である。
一降
(
ひとくだ
)
りして又、
大降
(
おおくだ
)
りにかかろうとする処が、中だるみに、やや
坦
(
ひらた
)
くなっていた。梢の
尖
(
とが
)
った
栢
(
かえ
)
の木の森。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
稻幹
(
いながら
)
に
蔓
(
は
)
ひもとほろふ
薢葛
(
ところづら
)
三
。 (歌謠番號三五)
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
道は白々と広く、夜目には、芝草の
蔓
(
は
)
つて居るのすら見える。
当麻路
(
たぎまぢ
)
である。一降りして又、大
降
(
くだ
)
りにかゝらうとする所が、中だるみにやゝ
坦
(
ひらた
)
くなつてゐた。稍繁つた
栢
(
かへ
)
の木の森がある。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“蔓(つる植物)”の解説
つる植物・蔓植物(つるしょくぶつ、en: climbing plant)は、自らの剛性で体を支えるのではなく、他の樹木や物体を支えにすること(つる性)で高いところへ茎を伸ばす植物のことである。蔓草(つるくさ、まんそう)、葛・蔓(かずら・かつら)などともいう。
(出典:Wikipedia)
蔓
漢検準1級
部首:⾋
14画
“蔓”を含む語句
藤蔓
蔓延
蔦蔓
葡萄蔓
葛蔓
手蔓
蔓葛
蔓草
通草蔓
蔓菁
金蔓
蔓薔薇
芋蔓
蔓茘枝
通蔓草
蔓衍
滋蔓
豆蔓
蔓苔桃
日影蔓
...