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葬儀屋
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そうぎや
ふりがな文庫
“
葬儀屋
(
そうぎや
)” の例文
仏への追善だ。それだけは、ひきうける。一生
末生
(
まっしょう
)
、おまえは食うに困らせぬ。……そうだ、夜が白む。はやく
葬儀屋
(
そうぎや
)
へ行って、棺桶を
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
種吉がかねがね駕籠かき人足に雇われていた
葬儀屋
(
そうぎや
)
で、身内のものだとて無料で葬儀万端を引き受けてくれて、かなり
盛大
(
せいだい
)
に葬式が出来た。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
釧路の
西幣舞町
(
にしぬさまいまち
)
です。
葬儀屋
(
そうぎや
)
をやってます。エ、エ、
俺
(
わたし
)
とは
極
(
ごく
)
懇意
(
こんい
)
で、つい先月も遊びに往って来ました
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
なぜなら、あのこっとう
店
(
てん
)
が、いつのまにかなくなって、
見
(
み
)
つからなかったからです。そのかわり、そこが
葬儀屋
(
そうぎや
)
となって、
真新
(
まあたら
)
しい
棺
(
かん
)
おけや
白
(
しろ
)
い
蓮華
(
れんげ
)
の
造花
(
ぞうか
)
などが、ならべてありました。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
生
(
う
)
まるるときは
産婆
(
さんば
)
に手数料を払い、死すときは
葬儀屋
(
そうぎや
)
に
桶代
(
おけだい
)
を払い、死後
遺産
(
いさん
)
を
譲
(
ゆず
)
れば
租税
(
そぜい
)
を払う、何ものか払わで
済
(
す
)
まさるべきものかある。ただ自然の美のみは
価
(
あたい
)
なしに得らるる
恩恵
(
おんけい
)
である。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
だから、
町
(
まち
)
のこっとう
屋
(
や
)
が、
葬儀屋
(
そうぎや
)
に
早
(
はや
)
がわりするのは
不思議
(
ふしぎ
)
でないよ。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
葬
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
儀
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“葬儀”で始まる語句
葬儀
葬儀社
葬儀車