“租税”の読み方と例文
読み方割合
そぜい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは英領でその租税そぜいは皆英領インド政府に納まるんです。だがその人は大抵ネパール人が多い。またその間にはシッキム人もある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
そしてこれからは、租税そぜい地子銭じしせんも軽くする。大いに善政もく。だから市民は安心して、常のとおり家業に励めと、高札こうさつに令しておられるではないか
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これではいたるところ、人民たちがいて食べる物がないほど貧窮ひんきゅうしているらしい。どうかこれから三年の間は、しもじもから、いっさい租税そぜいをとるな。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)