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花漬
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はなづけ
ふりがな文庫
“
花漬
(
はなづけ
)” の例文
胸痛きまでの悲しさ
我事
(
わがこと
)
のように鼻詰らせながら亭主に礼
云
(
い
)
いておのが
部屋
(
へや
)
に
戻
(
もど
)
れば、
忽
(
たちまち
)
気が
注
(
つく
)
は床の間に二タ箱買ったる
花漬
(
はなづけ
)
、
衣
(
きぬ
)
脱ぎかえて
転
(
ころ
)
りと横になり
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
それから
飲料
(
いんりょう
)
としては
桜
(
さくら
)
の
花漬
(
はなづけ
)
、それを
湯呑
(
ゆの
)
みに
入
(
い
)
れて
白湯
(
さゆ
)
をさして
客
(
きゃく
)
などにすすめました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
冬の日の
木曾路
(
きそじ
)
嘸
(
さぞ
)
や
御疲
(
おつかれ
)
に御座りましょうが御覧下され
是
(
これ
)
は当所の名誉
花漬
(
はなづけ
)
今年の夏のあつさをも越して今降る雪の
真最中
(
まっさいちゅう
)
、色もあせずに
居
(
お
)
りまする梅桃桜のあだくらべ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あじきなく暮らす
中
(
うち
)
月
満
(
みち
)
て
産声
(
うぶごえ
)
美
(
うるわ
)
しく玉のような女の子、
辰
(
たつ
)
と名
付
(
づけ
)
られしはあの
花漬
(
はなづけ
)
売りなりと、
是
(
これ
)
も昔は
伊勢
(
いせ
)
参宮の
御利益
(
ごりやく
)
に
粋
(
すい
)
という事覚えられしらしき宿屋の
親爺
(
おやじ
)
が物語に珠運も木像ならず
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“花漬(花漬け)”の解説
花漬け(はなづけ)は、エディブル・フラワー(食用花)を主に塩に漬けた漬物である。
(出典:Wikipedia)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
漬
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“花漬”で始まる語句
花漬売
花漬賣