自分勝手じぶんかって)” の例文
それになんとも致方いたしかたのないのはそれぞれの霊魂みたま因縁いんねん、めいめいきちんとてられた境涯ところがあるので、たとえ親子おやこ夫婦ふうふ間柄あいだがらでも、自分勝手じぶんかって同棲どうせいすることはできませぬ。
そこでそっとみやこ使つかいをてて、為朝ためとも九州きゅうしゅうてさんざん乱暴らんぼうはたらいたこと、天子てんしさまのおゆるしもけないで、自分勝手じぶんかって九州きゅうしゅう総追捕使そうついほしになったことなどをくわしく手紙てがみ
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)