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胡亂
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うろん
ふりがな文庫
“
胡亂
(
うろん
)” の例文
新字:
胡乱
聞糺
(
きゝたゞ
)
し
若
(
もし
)
出所
(
しゆつしよ
)
明らかなれば夫までの事萬一
胡亂
(
うろん
)
の申口ならば見世に
在
(
あり
)
し百兩の金を文右衞門が
盜
(
ぬす
)
み
取
(
とり
)
しと
云懸
(
いひかゝり
)
て同人が所持の金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
驚いた老婆はさも
胡亂
(
うろん
)
臭さうに私を見詰めてゐたが、此頃こちらでは一泊以上の滯在はお斷りすることになつてゐるからといふ
素氣
(
そつけ
)
もない挨拶である。
比叡山
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
「どつこい、待ちねえ。
胡亂
(
うろん
)
な奴だ」
銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
慥
(
たし
)
かに見覺えました
品
(
しな
)
是
(
これ
)
は幸手宿の者より
否々
(
いや/\
)
粕壁
(
かすかべ
)
の
市
(
いち
)
で
買
(
かひ
)
ましたと云に原田始め役人共
其
(
そ
)
は何か取留ぬ申口たり林藏
確
(
しか
)
と申せ
胡亂
(
うろん
)
なことを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蒙
(
かうぶ
)
り母の
看病仕
(
かんびやうつかま
)
つり
度
(
たし
)
と涙ながらに申けるを大岡殿聞れ汝が申
條
(
でう
)
道理
(
もつとも
)
には聞ゆれ
共
(
ども
)
又
(
また
)
胡亂
(
うろん
)
なる處あり
其
(
そ
)
の
譯
(
わけ
)
は
其方
(
そのはう
)
遙々
(
はる/″\
)
利兵衞を
頼
(
たの
)
みに思ひて來りしに
渠
(
かれ
)
約束
(
やくそく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
亂
部首:⼄
13画
“胡亂”で始まる語句
胡亂々々
胡亂胡亂