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肌脱
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はだぬ
ふりがな文庫
“
肌脱
(
はだぬ
)” の例文
三
人
(
にん
)
は、
小西
(
こにし
)
のあとについてゆきました。
店
(
みせ
)
の
次
(
つぎ
)
の
間
(
ま
)
では、
小西
(
こにし
)
の
父親
(
ちちおや
)
らしい
人
(
ひと
)
が、
肌脱
(
はだぬ
)
ぎで、
若
(
わか
)
い
男
(
おとこ
)
を
相手
(
あいて
)
にして、
将棋
(
しょうぎ
)
をさしていました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これに対して総兵衛ははじめは
羽織
(
はおり
)
を脱ぎつぎは
肌脱
(
はだぬ
)
ぎになりおわりにすっぱだかになっておどりだした。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
肌脱
(
はだぬ
)
ぎになったり、鉢巻をしたり、大きく安坐をかいて、尻をすっかりまくり上げたり、大声で色々なことを怒鳴り合った。——時々なぐり合いの
喧嘩
(
けんか
)
が起った。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
彫物
(
ほりもの
)
を見せて
肌脱
(
はだぬ
)
ぎになつたり、
蝠女
(
ふくぢよ
)
とやらがお前に
執
(
しつ
)
こく
絡
(
から
)
み付いたり、上州屋の周太郎が顏の火口を刺して居るのを見せたり、皆んなする事がわざとらしいぢやないか
銭形平次捕物控:306 地中の富
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
這
(
は
)
ひよれる子に
肌脱
(
はだぬ
)
ぎの
乳房
(
ちぶさ
)
あり
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“肌”で始まる語句
肌
肌理
肌着
肌身
肌寒
肌合
肌襦袢
肌膚
肌目
肌衣