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聞知
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きゝし
ふりがな文庫
“
聞知
(
きゝし
)” の例文
終
(
おはり
)
は
人
(
ひと
)
の
物笑
(
ものわら
)
ひに
今
(
いま
)
では
名
(
な
)
を
知
(
し
)
る
人
(
ひと
)
もなしとて
父
(
ちゝ
)
が
常住
(
ぢやうぢう
)
歎
(
なげ
)
いたを
子供
(
こども
)
の
頃
(
ころ
)
より
聞知
(
きゝし
)
つて
居
(
お
)
りました
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
斯
(
かゝ
)
る次第ゆえ、此の始末を娘が
聞知
(
きゝし
)
る時は、
憂
(
うれい
)
に
迫
(
せま
)
り
病
(
やまい
)
重
(
おも
)
って
相果
(
あいは
)
てるか、
願
(
ねがい
)
の成らぬに力を落し、自害をいたすも知れざるゆえ、
何卒
(
どうぞ
)
此の事ばかりは娘へ
内聞
(
ないぶん
)
にして下さらば
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
女は女学校、白井はまだ中学を出ないのに、いつか子供をこしらへ、其儘結婚したのだと云ふ事などは白井が木場の事を語つたやうに、わたくしは木場の口から悉くこれを
聞知
(
きゝし
)
つたのである。
来訪者
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“聞知”の意味
《名詞》
聞いて知ること。
(出典:Wiktionary)
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“聞”で始まる語句
聞
聞説
聞済
聞分
聞咎
聞惚
聞書
聞糺
聞人
聞合