“美少年録”の読み方と例文
読み方割合
びせうねんろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其日そのひからかぞへて丁度ちやうど一週間前いつしうかんまへ夜學やがくかつたころで、晝間ひるま通學生つうがくせいかへつてしまひ、夕飯ふゆはんんで、わたし部屋へや卓子つくゑうへで、燈下とうか美少年録びせうねんろくんでた。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
さいは美少年録びせうねんろく見着みつからず、教師けうし細君さいくんれて別室べつしつり、おとそれきりきこえずにんだ。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)