羈絆きずな)” の例文
で、わたくしは一しょう懸命けんめいふか統一とういつはいり、過去かこの一さい羈絆きずなることによりて、一そう自由自在じゆうじざい神通力じんつうりきめぐまれるよう、こころから神様かみさま祈願きがんしました。
おまえとみくずとはさきの世からの約束がある。いかにわたしをかたきにしようと思うても、所詮しょせんむすび付いた羈絆きずなは離れぬ。今別れても再びめぐりあう時節があろう。これを覚えていてくだされ
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
幼いながらも人間の絶えざる要求、乳を求めて日夜に泣く赤児の声、おさゆることのできぬ強いはげしい母親の愛情、お作は離るべからざる強い羈絆きずなのさらに身にまつわるを新たに覚えた。
ネギ一束 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
かた因縁いんねん羈絆きずなしばられているというのであります。