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羈絆
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きずな
ふりがな文庫
“
羈絆
(
きずな
)” の例文
で、
私
(
わたくし
)
は一
生
(
しょう
)
懸命
(
けんめい
)
深
(
ふか
)
い
統一
(
とういつ
)
に
入
(
はい
)
り、
過去
(
かこ
)
の一
切
(
さい
)
の
羈絆
(
きずな
)
を
断
(
た
)
ち
切
(
き
)
ることによりて、一
層
(
そう
)
自由自在
(
じゆうじざい
)
な
神通力
(
じんつうりき
)
を
恵
(
めぐ
)
まれるよう、
心
(
こころ
)
から
神様
(
かみさま
)
に
祈願
(
きがん
)
しました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
おまえと
藻
(
みくず
)
とは
前
(
さき
)
の世からの約束がある。いかにわたしを
仇
(
かたき
)
にしようと思うても、
所詮
(
しょせん
)
むすび付いた
羈絆
(
きずな
)
は離れぬ。今別れても再びめぐりあう時節があろう。これを覚えていてくだされ
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
幼いながらも人間の絶えざる要求、乳を求めて日夜に泣く赤児の声、
抑
(
おさ
)
ゆることのできぬ強いはげしい母親の愛情、お作は離るべからざる強い
羈絆
(
きずな
)
のさらに身にまつわるを新たに覚えた。
ネギ一束
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
堅
(
かた
)
き
因縁
(
いんねん
)
の
羈絆
(
きずな
)
で
縛
(
しば
)
られているというのであります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“羈絆”の意味
《名詞》
妨げとなる物事。
(出典:Wiktionary)
羈
漢検1級
部首:⽹
24画
絆
漢検1級
部首:⽷
11画
“羈”で始まる語句
羈旅
羈
羈客
羈縻
羈靮
羈中吟