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罨法
ふりがな文庫
“罨法”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あんぽう
50.0%
あんぱふ
20.0%
あんはふ
10.0%
あんばふ
10.0%
あんぽふ
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんぽう
(逆引き)
そのあとで、机竜之助は、
丹前
(
たんぜん
)
を肩から引っかけて、両手をその
襟
(
えり
)
から出し、小机の前に向って、静かに
罨法
(
あんぽう
)
を施しておりますと
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
罨法(あんぽう)の例文をもっと
(5作品)
見る
あんぱふ
(逆引き)
病室で
罨法
(
あんぱふ
)
をするのに繃帶を解きはするけれど、その時分には見える方の目はやつぱりガーゼに閉ぢられた儘である。
赤い鳥
(旧字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
罨法(あんぱふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あんはふ
(逆引き)
そして
自分
(
じぶん
)
の
部屋
(
へや
)
に
入
(
はひ
)
ると、
古
(
ふる
)
びた
青
(
あを
)
いビロードの
椅子
(
いす
)
に
腰
(
こし
)
をおろして、その
膝
(
ひざ
)
をもんだり、
痛
(
いた
)
さをこらへて
少
(
すこ
)
しでも
折
(
を
)
り
曲
(
ま
)
げやうとしたり、または
罨法
(
あんはふ
)
してそつとのばしたり
等
(
など
)
した。
追憶
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
罨法(あんはふ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
あんばふ
(逆引き)
「
罨法
(
あんばふ
)
なさい。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
罨法(あんばふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あんぽふ
(逆引き)
お利代が寢ずに看護してくれて、腹を擦つたり、温めたタオルで
罨法
(
あんぽふ
)
を
施
(
や
)
つたりした。トロ/\と
交睫
(
まどろ
)
むと、すぐ烈しい便氣の塞迫と腹痛に目が覺める。翌朝の四時までに都合十三回も便所に立つた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
罨法(あんぽふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“罨法”の解説
罨法(あんぽう、poultice)は、漢方医学の治療法の一つでもあり、身体の一部を温めたり冷やしたりして病状の好転を図る治療方法のこと。基礎看護技術の一つ。「罨」という字には「おおう」「かぶせる」という意味があり、布などを使って局所をおおったりすることからこの表現が使われてる。温める場合は「温罨法」といい、冷やす場合は「冷罨法」という。
通常は医師の指示によって行われるものだが、医師の指示を仰がずに看護師の判断によって実施することもできる。
(出典:Wikipedia)
罨
漢検1級
部首:⽹
13画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
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