“あんはふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
罨法100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして自分じぶん部屋へやはひると、ふるびたあをいビロードの椅子いすこしをおろして、そのひざをもんだり、いたさをこらへてすこしでもげやうとしたり、または罨法あんはふしてそつとのばしたりなどした。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
身體からだよはめだから營養えいやうをよくすること、あし膝關節しつくわんせついたかつたら罨法あんはふをするといふことであつた。彼女かれべつ身體からだ元氣げんきはかはらなかつたので、學校がくかうかよつてかへつてると一人ひとり罨法あんはふをした。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)