縄張なはば)” の例文
旧字:繩張
何故なぜ己等おれたち縄張なはばりのうちもらつて歩く、其処そこおれはう沙汰さたをしなければ、もらふところでない、といふから、わたくし新入しんまい乞食こじきんにもぞんじませぬ、とふのを
軒下のきした縄張なはばりがいたしてございますうち拝観人はいくわんにんみなたつはいしますので、京都きやうと東京とうきやうちがつて人気にんきは誠におだやかでございまして、巡査じゆんさのいふ事をく守り、中々なか/\なはの外へは出ません。
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)