“絛虫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さなだむし80.0%
さなだ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
墓石のような顔色をした彼の額には青黒い静脈が絛虫のようにうねって、高くつき出た頬骨の下の青白いくぼみには死の影が浮動している。
息を止める男 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
「何でも男らしくないもんだろう。——君そこのところはまだ煮えていないぜ。そんなのを食うと絛虫くぜ」
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
○豚の生肉には肉類の寄生物中最も恐ろしき旋毛虫および嚢虫あり。人もし半熟の豚肉を食すれば旋毛虫体内に発育して大害を招く。また嚢虫は人体に入りて絛虫と化す。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)