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『息を止める男』
ふりがな文庫
『
息を止める男
(
いきをとめるおとこ
)
』
無くて七癖というように誰れでも癖は持っているものだが、水島の癖は又一風変っていた。それは貴方にお話してもおそらくは信じてくれないだろうと思うがその癖は『息を止める』ということなのである。 私も始め友人から聞いた時は冗談かと信じなかったが、一 …
著者
蘭郁二郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「探偵趣味」1931(昭和6)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
阿片
(
アヘン
)
周章
(
あわて
)
斯
(
こ
)
然
(
しか
)
馥郁
(
ふくいく
)
頗
(
すこぶ
)
訓
(
おし
)
蠢
(
うごめ
)
莫迦
(
ばか
)
芯
(
しん
)
絛虫
(
さなだむし
)
眩暈
(
めまい
)
痙攣
(
けいれん
)
一寸
(
ちょっと
)
歪
(
ゆが
)
所謂
(
いわゆる
)
恰度
(
ちょうど
)
屡々
(
しばしば
)
听
(
き
)
仕乍
(
しなが
)
了
(
しま
)
乍
(
なが
)