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経基
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つねもと
ふりがな文庫
“
経基
(
つねもと
)” の例文
品に
先
(
さきだ
)
つて綱宗に仕へた初子は、其
世系
(
せいけい
)
が立派である。六孫王
経基
(
つねもと
)
の四子
陸奥守満快
(
むつのかみまんくわい
)
の八世の孫飯島三郎
広忠
(
ひろたゞ
)
が
出雲
(
いづも
)
の三沢を領して、其曾孫が三沢六郎
為長
(
ためなが
)
と
名告
(
なの
)
つた。
椙原品
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
元服すれば、名も改めるのが
慣
(
なら
)
いでした。——源氏の遠い先祖は、六孫王
経基
(
つねもと
)
と聞いております。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
猿橋
(
えんきょう
)
辺から
出沢
(
すざわ
)
にかけて防戦したが、勝頼落延びたりと見届けると、岡の上に馬を乗り上げ、「六孫王
経基
(
つねもと
)
の嫡孫摂津守頼光より四代の孫源三位頼政の後裔馬場美濃守信房」
長篠合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
いずれも皆六孫王
経基
(
つねもと
)
の子孫で、
多田新発意満仲
(
ただのしんぼちみつなか
)
の
後胤
(
こういん
)
なのです
現代語訳 平家物語:04 第四巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
武芝
(
たけしば
)
、
興世王
(
おきよおう
)
、
経基
(
つねもと
)
の三者のあいだに、和睦ができ、手打ち式にまでなりながら、その日の平和を誓う酒もりから、また大喧嘩をひき起し、もとの泥合戦へ返ってしまう始末である。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
天慶
(
てんぎょう
)
年中、
平将門
(
たいらのまさかど
)
が、関八州にあばれた頃は、ここに源
経基
(
つねもと
)
が
対峙
(
たいじ
)
していたことがあり、またそれから八十年後の長元年間には、平
忠恒
(
ただつね
)
が叛乱に際し、源頼信は征夷大将軍に補せられて
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼は、深大寺まで迎え出て来た
武蔵権守
(
むさしのごんのかみ
)
の
興世王
(
おきよおう
)
と
介
(
すけ
)
ノ
経基
(
つねもと
)
へ、そういった。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
経
常用漢字
小5
部首:⽷
11画
基
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“経”で始まる語句
経
経緯
経験
経帷子
経文
経綸
経師屋
経机
経過
経書