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紺羅紗
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こんらしや
ふりがな文庫
“
紺羅紗
(
こんらしや
)” の例文
「その通りだ。——
紺羅紗
(
こんらしや
)
の煙草入を持つて行つた人間だ——が金之助ではあるまい。金之助は店から、動かなかつた」
銭形平次捕物控:162 娘と二千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
内
(
うち
)
に
在
(
あ
)
れば
必
(
かなら
)
ず
筆
(
ふで
)
を取つて書いて
居
(
ゐ
)
る
好者
(
すきもの
)
と、
巌谷
(
いはや
)
から
噂
(
うはさ
)
の有つた
其
(
その
)
人で、
始
(
はじめ
)
て社に
訪
(
とは
)
れた時は
紺羅紗
(
こんらしや
)
の
古羽織
(
ふるばおり
)
に
托鉢僧
(
たくはつそう
)
のやうな
大笠
(
おほがさ
)
を
冠
(
かぶ
)
つて、
六歩
(
ろつぱう
)
を
踏
(
ふ
)
むやうな
手付
(
てつき
)
をして
振込
(
ふりこ
)
んで来たのです
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「娘の死骸の側に落ちてゐた
紺羅紗
(
こんらしや
)
の煙草入が、何時の間にやらなくなつてしまひました——部屋へは誰も入れないやうに、入口に番頭が見張つて居りましたが」
銭形平次捕物控:162 娘と二千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「居候の金之助といふ男の煙草入で、
紺羅紗
(
こんらしや
)
の
洒落
(
しやれ
)
た品ですよ」
銭形平次捕物控:162 娘と二千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
紺
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
紗
漢検準1級
部首:⽷
10画
“紺”で始まる語句
紺
紺青
紺碧
紺屋
紺絣
紺飛白
紺暖簾
紺足袋
紺青色
紺地