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簫
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せう
ふりがな文庫
“
簫
(
せう
)” の例文
蔀
(
しとみ
)
を
上
(
あ
)
げると、
格子戸
(
かうしど
)
を
上
(
うへ
)
へ
切
(
き
)
つた……
其
(
それ
)
も
鳴
(
な
)
るか、
簫
(
せう
)
の
笛
(
ふえ
)
の
如
(
ごと
)
き
形
(
かたち
)
した
窓
(
まど
)
のやうな
隙間
(
すきま
)
があつて、
衝
(
つ
)
と
電光
(
いなびかり
)
に
照
(
てら
)
される。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
宮をあげての
簫
(
せう
)
篳篥
(
ひちりき
)
、
浦安
(
うらやす
)
の
舞
(
まひ
)
。國をあげての日章旗、
神輿
(
みこし
)
、群衆。祝祭は氾濫し、ああ熱情は爆發した。轟けと、轟けとばかりに叫ぶ大日本帝國萬歳。
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
林の
簫
(
せう
)
の
音
(
ね
)
をきけば
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
簫
(
せう
)
の
窓
(
まど
)
から
覗
(
のぞ
)
いた
客
(
きやく
)
は、
何
(
なに
)
も
見
(
み
)
えなかつた、と
云
(
い
)
ひながら、
眞蒼
(
まつさを
)
に
成
(
な
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“簫”の解説
簫(「しょう」、または簫の笛、「しょうのふえ」)は、東アジアの気鳴楽器である。竹管を使った縦吹き・ノンリードのフルートであり、単管のものとパンパイプ型の二種があり、八音ではいずれも「竹」に属する。
(出典:Wikipedia)
簫
漢検1級
部首:⽵
19画
“簫”を含む語句
洞簫
玉簫
簫索