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管笛
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くだぶえ
ふりがな文庫
“
管笛
(
くだぶえ
)” の例文
彼方
(
かなた
)
の杉の木には小鳥が来て、令一の吹き鳴らす、
管笛
(
くだぶえ
)
と合わして鳴いていた。其処へ、老婆が入って来た。
凍える女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正雄
(
まさお
)
は、そういいながら、
笛
(
ふえ
)
を
造
(
つく
)
っていましたが、そのうちに、かわいらしい
管笛
(
くだぶえ
)
ができ
上
(
あ
)
がりました。
へちまの水
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
子供
(
こども
)
が、
青竹
(
あおだけ
)
を
切
(
き
)
って、
造
(
つく
)
った
管笛
(
くだぶえ
)
を
吹
(
ふ
)
くように、ピイ、ピイ、
鳥
(
とり
)
がなくので、
広
(
ひろ
)
い、
隣
(
となり
)
の
庭先
(
にわさき
)
を
見下
(
みお
)
ろすと、ひよどりが、
青木
(
あおき
)
の
枝
(
えだ
)
にきて
赤
(
あか
)
い
実
(
み
)
を
争
(
あらそ
)
っているのでした。
金歯
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
悲
(
かな
)
しく
鳴
(
な
)
る
管笛
(
くだぶえ
)
。
管笛
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
管
常用漢字
小4
部首:⽵
14画
笛
常用漢字
小3
部首:⽵
11画
“管”で始まる語句
管
管々
管領
管絃
管仲
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管玉
管絃楽
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管弦楽