“管弦楽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
オーケストラ80.0%
かんげんがく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その芝居で彼女は、時々ある文句を歌いながら管弦楽オーケストラの伴奏に合わして語りたいのだった。彼はその考えに夢中になった。
じっと心を落着けると、今迄気付かなかった自動車の警笛、停車場の汽笛、その他様々な物音が相まじり合って、異様などよみをつくっている。気のせいか、何処かで管弦楽オーケストラをやっているようだ。
日蔭の街 (新字新仮名) / 松本泰(著)
ずっと前から軍楽隊の野外演奏の管弦楽かんげんがくや、イタリイのオペラなどいたり見たりしていたが、レコオドの趣味もようやくみた日本の音曲が、美しい西洋音楽と入れかわりかけようとしていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)