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筆法
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ひっぽう
ふりがな文庫
“
筆法
(
ひっぽう
)” の例文
「
春秋
(
しゅんじゅう
)
の
筆法
(
ひっぽう
)
を用いれば、明治何年ですか? 田川の大伯父、角町に交通不便を
齎
(
もたら
)
し、中学校を○○町へ追う。ハッハヽヽ」
村の成功者
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
とにかく進化論の
筆法
(
ひっぽう
)
でもって、これから水棲魚人が進化発達した姿を想像すると、われわれ人間に似た身体に
翼
(
つばさ
)
を生やしたようなものになるのではないかと思う
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
日本は人間の手で打たれず、自然の手でたたかれました。「誰か父の
懲
(
こ
)
らしめざる子あらんや」と云う
筆法
(
ひっぽう
)
から云えば、
災禍
(
さいか
)
の受け
様
(
よう
)
にも日本は天の愛子であります。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
かく長たらしく書いたことを
回顧
(
かいこ
)
すると、僕の平生の
筆法
(
ひっぽう
)
とは
大分
(
だいぶん
)
調子が
異
(
ちが
)
っておる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
彼
(
か
)
の国々が従来
未開国
(
みかいこく
)
に対するの
筆法
(
ひっぽう
)
に
徴
(
ちょう
)
して
想像
(
そうぞう
)
するに
足
(
た
)
るべし。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
▼ もっと見る
春秋
(
しんじゅう
)
の
筆法
(
ひっぽう
)
を以てすれば、取りも直さず牝犬を捨てた主人の余の手にかゝって死んだのである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
なかんずく無学な者か、あるいは少しばかりの学問があってもことさら婦人の仲間に多いと思う。婦人が往々にして身を
誤
(
あやま
)
つなどは、これと同じ
筆法
(
ひっぽう
)
より、人を判断するからである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
世の中には実際この
筆法
(
ひっぽう
)
をもって人を
罪
(
つみ
)
せんとするものがたくさんある。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“筆法”の意味
《名詞》
筆 法(ひっぽう)
筆の使い方。
文章の表現の仕方。
物事の処理の仕方。
(出典:Wiktionary)
“筆法(書法)”の解説
書法(しょほう)とは、文字を書く方法である。その三大要素として、筆法・間架結構法・布置章法がある。
(出典:Wikipedia)
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“筆”で始まる語句
筆
筆蹟
筆跡
筆硯
筆太
筆者
筆頭
筆墨
筆誅
筆紙