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笑語
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さゞめ
ふりがな文庫
“
笑語
(
さゞめ
)” の例文
自分
(
じぶん
)
の
老衰者
(
らうすゐしや
)
であることを
知
(
し
)
つた
時
(
とき
)
諦
(
あきら
)
めのない
凡
(
すべ
)
ては、
動
(
と
)
もすれば
互
(
たがひ
)
に
餘命
(
よめい
)
の
幾何
(
いくばく
)
もない
果敢
(
はか
)
なさを
語
(
かた
)
り
合
(
あ
)
うて、それが
戲談
(
じようだん
)
いうて
笑語
(
さゞめ
)
く
時
(
とき
)
にさへ
絶
(
た
)
えず
反覆
(
くりかへ
)
されて
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼等
(
かれら
)
は
忙
(
いそが
)
しく
手
(
て
)
を
動
(
うご
)
かして
居
(
ゐ
)
ると
共
(
とも
)
に
聲
(
こゑ
)
を
殺
(
ころ
)
してひそ/\と
然
(
し
)
かも
力
(
ちから
)
を
入
(
い
)
れて
笑語
(
さゞめ
)
いた。
彼等
(
かれら
)
は
戸外
(
こぐわい
)
の
聞
(
きこ
)
えを
憚
(
はばか
)
らぬならば
興味
(
きようみ
)
に
乘
(
じよう
)
じて
放膽
(
はうたん
)
に
騷
(
さわ
)
ぐ
筈
(
はず
)
でなければならぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“笑語”の意味
《名詞》
笑いながら話すこと。
笑い話。
(出典:Wiktionary)
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“笑語”で始まる語句
笑語晷