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竜馬
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りゅうめ
ふりがな文庫
“
竜馬
(
りゅうめ
)” の例文
旧字:
龍馬
白の振袖、
綾
(
あや
)
の帯、
紅
(
くれない
)
の
長襦袢
(
ながじゅばん
)
、胸に水晶の
数珠
(
じゅず
)
をかけ、襟に両袖を占めて、波の上に、雪のごとき
竜馬
(
りゅうめ
)
に乗せらる。およそ手綱の丈を隔てて、一人
下髪
(
さげがみ
)
の女房。
旅扮装
(
たびいでたち
)
。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「邪神は
年経
(
としへ
)
たる
蛇
(
おろち
)
なり、かれが
性
(
さが
)
は
婬
(
みだら
)
なる物にて、牛と
孳
(
つる
)
みては
麟
(
りん
)
を生み、馬とあいては
竜馬
(
りゅうめ
)
を生むといえり、この
魅
(
まど
)
わせつるも、はた、そこの
秀麗
(
かおよき
)
に
奸
(
たわ
)
けたると見えたり」と云って
誡
(
いまし
)
めた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「これは
竜馬
(
りゅうめ
)
だ」
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
白雪
(
はくせつ
)
の
竜馬
(
りゅうめ
)
にめされ、
渚
(
なぎさ
)
を掛けて浦づたい、朝夕の、
茜
(
あかね
)
、紫、雲の上を山の峰へお
潜
(
しの
)
びにてお出ましの節、珍しくお手に
入
(
い
)
りましたを、
御姉君
(
おんあねぎみ
)
、
乙姫
(
おとひめ
)
様へ御進物の分でござりました。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“竜馬”の解説
竜馬・龍馬(りゅうめ、りゅうま)は、将棋の駒の一つ。本将棋・小将棋・中将棋・大将棋・天竺大将棋・大大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋・大局将棋に存在する。
「龍」と「竜」とは異字体の関係にあり、「龍馬」とも「竜馬」とも表記される。実在の将棋の駒には通常「龍馬」と表記されている。一方、日本将棋連盟では活字にする場合には常用漢字である「竜」の字体(新字体であると同時に古字でもある)を採用して「竜馬」と表記するのを正式としている。
(出典:Wikipedia)
竜
常用漢字
中学
部首:⽴
10画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“竜”で始まる語句
竜
竜胆
竜宮
竜頭
竜巻
竜舌蘭
竜動
竜神
竜燈
竜吐水