“御姉君”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おあねぎみ50.0%
おんあねぎみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歴史六十巻、小説百巻、と申しまするデュオデシモがたと申す有名な版本の事を……お聞及びなさいまして、御姉君おあねぎみ、乙姫様が御工夫を遊ばしました。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
白雪はくせつ竜馬りゅうめにめされ、なぎさを掛けて浦づたい、朝夕の、あかね、紫、雲の上を山の峰へおしのびにてお出ましの節、珍しくお手にりましたを、御姉君おんあねぎみ乙姫おとひめ様へ御進物の分でござりました。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)