“神詣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみもう55.6%
かみもうで22.2%
かみまい11.1%
かみまう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも二人の縁は切れないで、お近は柳島へ行った後も寺参りや神詣かみもうでにかこつけて、ひそかに佐藤と逢曳あいびきを続けていた。
半七捕物帳:69 白蝶怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
神詣かみもうでも出来ぬという事にもなりましたが、農民の肥料として糞尿を扱ったからとて、あえて神様に参詣が出来ぬという様なことはない。
貴方がいつまでもお眼が悪いとたった一人のお嬢様が夜中やちゅうに出て神詣かみまいりをなさるのは宜しいが、深夜に間違いでもあれば、これ程お堅い結構な方にきずを付けたらうなさる
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
神詣かみまうでには矢張やは真心まごころひとつが資本もとででございます。たとえ神社じんじゃへは参詣さんけいせずとも、熱心ねっしんこころねんじてくだされば、ちゃんとこちらへつうずるのでございますから……。