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破船
ふりがな文庫
“破船”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はせん
66.7%
やれぶね
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はせん
(逆引き)
おじいさんは、あのあらしのために、
破船
(
はせん
)
して
死
(
し
)
んでしまったのだろうと
思
(
おも
)
いましたが、
女房
(
にょうぼう
)
や、
孫
(
まご
)
たちが、
悲
(
かな
)
しむのをたまらなく
思
(
おも
)
って
一本の銀の針
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おじいさんは、
大
(
おお
)
きな
袋
(
ふくろ
)
を
脊負
(
せお
)
って、
広
(
ひろ
)
い
雪
(
ゆき
)
の
野原
(
のはら
)
を
通
(
とお
)
って、
破船
(
はせん
)
の
横
(
よこ
)
たわる
海岸
(
かいがん
)
を
指
(
さ
)
して
帰
(
かえ
)
りました。
珍しい酒もり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
破船(はせん)の例文をもっと
(2作品)
見る
やれぶね
(逆引き)
嵐の海をたゞよひ来し
破船
(
やれぶね
)
の見覚えある岸の陸に入るが如く、
我見
(
がけん
)
の櫂を折り、虚栄の帆を下して、何はともあれ、心のほほゑみ秘めもあへず、静かにこの四畳半に入りて閑天地を求め得ぬ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
破船(やれぶね)の例文をもっと
(1作品)
見る
“破船”の意味
《名詞》
難破した船舶。
(出典:Wiktionary)
“破船”の解説
『破船』(はせん)は、吉村昭の時代小説。1980年7月より1981年12月まで雑誌『ちくま』に『海流』として連載されたものを加筆し、1982年に筑摩書房より刊行された長編小説である。
(出典:Wikipedia)
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
“破”で始まる語句
破
破綻
破片
破目
破風
破壊
破落戸
破廉恥
破屋
破鐘
検索の候補
難破船
難破船信號
難破船引揚業者
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