トップ
>
真意
>
しんい
ふりがな文庫
“
真意
(
しんい
)” の例文
旧字:
眞意
金山寺屋音松は、忠相の
真意
(
しんい
)
を
覚
(
さと
)
り、人間忠相に触れたような気がして、もし相手がお奉行様でなければ、音松は起って行って
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
と機会を重ねるごとに、信頼を持って来たが、でも復讐の
真意
(
しんい
)
を打ち明けるような事は決してなかった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「検事さん。今日の集りの
真意
(
しんい
)
はどこにあるのですかなア」と
先刻
(
さっき
)
から聞きたかったことを
尋
(
たず
)
ねた。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
一見他に
意味
(
いみ
)
なきがごとくなれども、ロセツの
真意
(
しんい
)
は政府が
造船所
(
ぞうせんじょ
)
の
経営
(
けいえい
)
を
企
(
くわだ
)
てしその費用の
出処
(
しゅっしょ
)
に苦しみつつある内情を
洞見
(
どうけん
)
し、かくして日本政府に一種の
財源
(
ざいげん
)
を
与
(
あた
)
うるときは
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
いわば弥生は、兼光一団の申し出を利用しているまでのことなのだが、はたして豆太郎、よく弥生の
真意
(
しんい
)
を汲んで、その望むがごとく立ちまわるであろうか?
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
これは老先生の
激励
(
げきれい
)
であろう。いまが大事なときであるぞと、
凡夫
(
ぼんぷ
)
のわれわれを
鼓舞
(
こぶ
)
してくださる
垂訓
(
すいくん
)
なのであろう。すなわち、予言の
裏
(
うら
)
にふくむ
真意
(
しんい
)
をくめば
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大尉どのの
真意
(
しんい
)
は何処にある? こいつは面白い問題だ——と、イヤにむきになって喰ってかかるような口を利くのも、実はこうしないと、これからの僕の下手な話が
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“真意(効果意思)”の解説
効果意思(こうかいし)とは、意思表示の過程における要素の一つで法律効果を発生させようという意思。
大ざっぱにいえば、世の中に存在する権利や法律関係を変動させる効力(法律効果)を認められた行為(法律行為)をしようとする意思をいう。この効果意思には、意思表示を行う表意者が内心でどのような法律効果を意欲したかという内心の効果意思(内心的効果意思、真意)と、実際に意思表示の表示内容として表示された効果意思(表示上の効果意思)の二つがあり両者は区別される。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮