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相倚
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あいよ
ふりがな文庫
“
相倚
(
あいよ
)” の例文
それから同級の親友
河東秉五郎
(
かわひがしへいごろう
)
君にこの事を話すと、彼もまた同じ傾向を持って居るとの事でそれ以後二人は互に
相倚
(
あいよ
)
るようになった。
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
かくして上と下との力が何らの無理もなく
相倚
(
あいよ
)
り相掛かって、美しい調和を造り出すに至るのである。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
実に米国と日本とは商業上の関係においては
唇歯
(
しんし
)
相扶
(
あいたす
)
け、
輔車
(
ほしゃ
)
相倚
(
あいよ
)
る好兄弟といわざるべからず。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
若き
男女
(
だんじょ
)
の
相倚
(
あいよ
)
り
相戯
(
あいたわむ
)
るるさまに至りては元より枚挙に
遑
(
いとま
)
あらざれど、その
中
(
うち
)
『
英対暖語
(
えいたいだんご
)
』第三巻に男は
屏風
(
びょうぶ
)
引廻
(
ひきまわ
)
したる夜具の上に起直り
楊枝箱
(
ようじばこ
)
片手に
草
(
くさ
)
楊枝を使へば
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
他年
煢々
(
けいけい
)
孤立、五洲の内を環顧するに一の同種の国なく一の
唇歯輔車
(
しんしほしゃ
)
相倚
(
あいよ
)
り
相扶
(
あいたす
)
くる者なく、徒らに目前区々の小利を
貪
(
むさぼ
)
りて千年不滅の醜名を流さば、
豈
(
あに
)
大東男児無前の羞に非ずや。
斗南先生
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
▼ もっと見る
よき石によき小菊あり
相倚
(
あいよ
)
りて
六百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
倚
漢検1級
部首:⼈
10画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模